「一級建築士の資格取ろうかな?取らんどこうかな?」と悩んでるあなた。答えは決まっています。「取る」の一択です。取らない理由がない!
あなたが現在働いている会社や業務内容で、特に一級建築士ではなくても支障がない。という人でもやはり、取らない理由がない!
しかしながら、試験は国家資格だけあって難しいです。私もかなり頑張って勉強しました。何とか受かりました。もしかしたら、受からないんじゃないか?と思うと、なかなか一歩を踏み出せないですよね。そんなあなたに前向きな言葉を掛けるならば、「弁護士や医者になるよりは、はるかに簡単である。」ということです。あくまでも個人的な感想ですが…。
資格を取得するために、まず必要なのはモチベーション・やる気です。これがなければ頑張ることはできません。一級建築士の資格を取る理由、取るとどんな利点・メリットがあるのか?私の体験談も入れながらお伝えしていきます。
1.収入が上がる
まずはこれでしょう。資格を取ってすぐに効果があらわれます。
私の場合ですが、現在働いているリフォーム・リノベーションの会社では、1級建築士の資格手当が20,000円/月付きます。二級建築士でも10,000円/月付きます。
その前に働いていた工務店でも、1級建築士が10,000円/月。二級建築士、5,000円/月付いていました。
たとえ資格取得のために資格学校に通って、多額のお金を使ったとしても必ず元は取れます。
さらに、一級建築士の資格を取る事であなたの価値が格段に上がります。昇給や昇格も夢ではないでしょう。
どうです?この段階でもう取らない理由がないでしょう。それでもまだ悩んでいるのであれば、次をご覧ください。
2.周囲からの信頼が得られる
どういうことなのか?私の体験談からお話ししましょう。
前の章でも書きましたが、私はリフォーム・リノベーションの会社で働いています。主に住宅の改修で、施主は一般のお客さんになります。工事の規模からすれば、無資格でも問題ないですし、2級建築士で十分事足ります。
しかし。お客さんに名刺を渡し、私が一級建築士だとわかると「すごいねぇ。難しいんでしょ。」という感じで。会話がはずみます。明らかに好感度があがり、ぐっと信頼感が生まれる感じです。
つまり、言葉で私が物凄く優れている人間だとアピールするよりも、一級建築士であるということだけで、語らなくても信頼が得られてしまうわけです。
営業の部分でもライバル会社に差をつけることが可能です。あまり良い言い方ではないですが、無資格の人がどんなに言葉巧みにプレゼンをしたとしても、一級建築士のつたない語りの方がお客さんに響きます。そう感じるのは私だけではないでしょう。
信頼を得られるのは、お客さんからだけではありません。社内や業者間でも評判が上がり、信頼されるようになります。この業界で働いていれば、一級建築士の資格を取るのがいかに難しいか。誰もが知っています。そんな難しい資格を取るなんて、「努力家だなぁ。」とか、下手すると「天才だね。」とか。
さらに、仕事面だけではなく、プライベートでも信頼されやすくなります。一級建築士の認知度は私たちが思っているより、びっくりするぐらい高いです。収入面も安定しているというイメージらしいです。実際どうかは置いといて…。
とにかく、すべての面で信頼度が上がります。下がることは絶対にありません。どうでしょう?さすがに悩みが吹っ飛びましたよね。まだまだ利点はありますよ。
3.転職や独立起業 未来が明るい
一級建築士の資格を持っていれば、間違いなく転職は有利になります。
考えてみてください。あなたが企業の採用担当で、一級建築士の人とそうではない人が面接に来たとします。一級建築士の人が物凄くおかしな人でない限り、そっちを採用するでしょう。
また、募集の内容がそもそも一級建築士という条件の場合もあるでしょう。
転職するのに困ることは、まずないといってよいでしょう。
一級建築士の資格を持っていれば、一級建築士事務所を開設できます。正確に言えば、管理建築士になることができるため開業することが可能になります。
資格を持っていなくても事務所の代表になることはできますが、資格を持っている人を雇い、管理建築士になってもらわないといけません。つまり、誰かの力がないと事務所を開けないし、存続もできないので常に不安がつきまといます。正直、代表者が資格を持っていないというのは、世間的にかなり信頼度が下がります。絶対資格は持っていたほうが良いです。
起業しないにしても、一級建築士の資格は、あなたを生涯に渡り助け続けてくれます。取って損はないのでは。
4.一級建築士にしかできないことがある
そもそもですが、一級建築士でなければできないことがあります。本来はこの目的のために資格があるのですが、すべての一級建築士がビルを建てたりしているわけではありません。むしろ、一級建築士でなくてもできる仕事をしている人の方が多いかもしれません。
一級建築士は、すべての建物の設計をすることができます。木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造。超高層ビルや大規模な施設。あらゆる構造、規模の建物を設計することができます。
また、それらの建物の審査業務をするにも一級建築士の資格が必要です。
もちろん資格を取ったからといって、このような仕事のスキルが身について、出来るようになるわけではありません。業務の中で日々学んで、経験を積んでいく必要があります。そして、一級建築士の資格があれば、裏方ではなく表舞台にたてるわけです。
5.まとめ
一級建築士の資格を取得することで、収入も上がり、信頼も得られ、将来的な仕事にもつながります。
ちなみに私が一級建築士を目指した理由は「持ってたら、かっこいいだろう!」です。あまり深く考えていませんでした…。
あなたが一級建築士の資格を取る理由。見つかりました?見つかったのであれば、即行動です。頑張ってください。
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