「そうだ!リフォームをしよう。」「そろそろリノベーションかな~」と思っても、何から始めればいいのかわからず、気が付けば時間ばかり過ぎてしまう。あっという間に一年たってしまった!何もしてないのに…。ということがよくあると思います。そんな人のために、まずはここから始めてみては?というお話です。参考にしてみてください。
リフォーム・リノベーションの全体的な流れ
まずは全体的な流れからの説明です。全体像をつかむことで必要なことが見えてきます。
1.事前準備 ※今回のテーマにあたる部分です
2.業者の選定 ※数多の業者から3社程度までに絞り込んでください
3.選定した業者に相談 ※要望を伝えます
4.プラン・見積もり依頼 ※業者に現地調査をしてもらい、プランと見積をもらいます
5.業者を確定 ※もらったプラン・見積書、業者担当者の話などを総合して決定します
6.業者との仕様・工程打合せ ※プランを確定し、使う材料や設備を選びます。工程の確認もします
7.契約 ※工事内容を最終確認して契約します
8.近隣挨拶 ※業者さんがやってくれることが多いです
9.工事着手 ※時間があれば担当者に許可を得て、積極的に工事を確認に行きましょう
10.工事完了 ※完了前でも気が付いたことがあれば、担当者に聞いてみましょう
11.検査・引渡し ※引渡し時に悪い所がないかチェック、器具の使い方の説明を受けます
というように、なかなかやることが多いです。大きな工事になってくると工事着手までに半年以上かかることもあります。ですので、「やりたいなぁ~」と思ったら即行動することをお勧めします。
リフォーム・リノベーションの事前準備
「キッチン替えたいな~。新築した友達の話だと、最新のキッチンは手入れが簡単らしいし…。」と、始まりはこんな感じではないでしょうか。ここから事前準備は始まります。
1.一緒に住んでいる家族に相談
まずは、一緒に住んでいる家族に相談です。たまにあるのは、業者にプラン・見積まで出してもらったのに、家族に反対されて終了するというオチです。かなりの労力と時間を無駄にしてしまいます。もったいないのでそうなるのだけは避けましょう。
2.やりたいことリストの作成
家族の了承が得られたら、他にもやりたいことを考えてリストを作りましょう。メモ程度のものでかまいません。後々、業者に要望を伝えるときに役立ちます。もちろん家族と相談しながらリストは作ってくださいね。さらに、やりたいことだけでなく、住まいのメンテナンスで必要なことも考えておきましょう。例えば、築5年以上経っていれば白蟻・防蟻処理。築10年以上経っていれば外壁塗装や屋根の塗装工事。やるやらないは置いといて、相談や調査・見積はしておいたほうが良いでしょう。
3.優先順位の確認
リストが出来上がったら優先順位を付けていきます。絶対やりたいこと、やらなければならないこと、予算があればやりたいことなど。予算的にやりたいことが全部できるとは限りません。最初に順位が決まっていれば、悩まずに内容を詰めていくことができます。さらに、時間的なゆとりがある場合、具体的な内容も少し考えておくとよいでしょう。例えば、キッチンは食洗機を付けたい。コンロはIHにしたいなど。出来るだけやりたいことを書き出しておきましょう。
4.予算の設定
次は予算を考えます。これからの生活も考えながら無理のない予算を設定します。この予算は意外に重要です。業者にプランや見積を依頼する際に大体聞かれます。その時点で予算が合いそうもない場合、親切で良心的な業者であれば、予算に近づけるために提案やアドバイスをしてくれます。結果的に良いリフォーム・リノベーションにつながっていきます。ですので、正直に予算を伝えてください。
5.その他準備
他に準備が必要なものは次の通りです。戸建てであれば、建てられた時の図面。確認申請図面があれば用意してください。特に増築する場合や間取り変更する場合は、構造の部分を確認するために必要となります。なければ仕方ないですが。マンションであれば間取り図の準備、ゆとりがあればリフォームなどを行う際の規約などを調べておくと良いでしょう。管理会社に問い合わせれば、間取り図やリフォーム規約を手に入れることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。初めてリフォーム・リノベーションをする方は、取っ掛かりが難しいと思います。色々インターネットで調べてみたり、友人知人に相談したり。なかなか話が進んでいきません。時間には限りがあります。大切な時間を無駄にしないためにも…。
この記事を参考にして頂き、ぜひともリフォーム・リノベーションを成功させて、快適な暮らしを手に入れてくださいね。
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